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【検証】ChatGPTを駆使して、電子書籍を出版するのが一番楽に稼げる説

みなさん、こんにちは。AIをこよなく愛する男、みやじんです。

突然ですが、最近のAIたちを見て、こんなことを思ったことはありませんか?

 

「ここまで文字を生成できるのであれば、何か一儲けできるんじゃないだろうか…?」

 

検証といえばこのブログ。私気になります。

題して、【検証】ChatGPTを駆使して、電子書籍を出版するのが一番楽に稼げる説

Let's 検証!

ChatGPTを使って電子書籍を出版するぞい!

すごいですよね、ChatGPT。

僕はもう仕事からプライベートまで彼(いや彼女?)にお世話になりっぱなしです。

メールの叩き台、打ち合わせアジェンダ、企画書、ありとあらゆる文章を生成してくれます。

1000文字生成するのに、3秒もあれば事足りてしまいます。

僕だったら1000文字生成するのに3時間くらいないと無理です。

これだけ、簡単に文字量を生成できるのであれば、電子書籍を出版すれば荒稼ぎできるのでは?と思い立ちました。

 

みなさん、KDP(Kindle Direct Publishing)をご存知でしょうか?

KDPとは、Amazonが運営する電子書籍のセルフ出版サービスのことです。

個人でも法人でも無料で利用でき、世界中のAmazonマーケットプレイスで販売が可能なスペシャルなプラットフォームなんですねぇ。

 

その特徴は何と言っても「誰でも」「無料で」出版ができるということ。

僕も過去に下記の電子書籍を出版したことがあります。

 

その時は、1000円少し稼げたかというところ。お小遣いにも程があります。

 

あれから時はたち、世は大AI時代。

文章作成という点において、これほど速度が上がった時代は他にないでしょう。

そのビッグウェーブに乗るしかない!ということで、AIで作成した文章で電子書籍を出版してみます。

2冊出版!所要時間トータル4時間の爆速リリース

電子書籍の出版手順は以下の通りです。

1ChatGPTで原稿を書く

2原稿をドキュメントに移し、EPUB(電子書籍国際基準規格)に変換し出力

3書籍の書影を作成(canvaでサクッと)

4KDPにアップロード及び必要情報入力

5審査の後出版

 

とっても簡単ですね。very easy。

 

1.ChatGPTで原稿を書く

まずは原稿を書いていきます。

AI時代における重要スキルは「プロンプトエンジニア力」です。

いかに思い描くアウトプットを効率よく出力することができるかが、AIによるスピードアップの恩恵を受ける鍵となります。

今回は、電子書籍を執筆するためのMyGPTsを作成して、一気に原稿を仕上げたいと思います。

(補足)MyGPTsとは:ChatGPTにおける**カスタムGPT(オリジナルAIアシスタント)**を指す機能です。OpenAIが提供している仕組みで、ユーザー自身が用途やニーズに合わせて「自分専用のGPT」を作成できます。

何度か試行錯誤をした結果、「①電子書籍企画AI」と「②電子書籍執筆GPTs」の2つのGPTsを作成することになりました。

それぞれのプロンプトは下記に記します。

電子書籍企画AI

あなたは副業・副収入分野に特化した電子書籍企画のプロフェッショナルです。
ターゲットは、PCを活用して副収入を得たい初心者〜中級者の個人です。
あなたの役割は、ユーザーの条件に応じて、魅力的かつニーズのある電子書籍の「タイトル案」「概要」「想定読者にとっての価値」「目次構成」を提案することです。アイデアは具体性と独自性があり、初心者にも始めやすく、検索だけでは得られないような切り口を意識してください。

出力形式:
1. タイトル案:
2. 概要(100〜200文字):
3. 読者にとっての価値:
4. 目次案(章タイトル3〜6個):

禁止事項:
・AIとしての発言はしない
・曖昧なアイデアや一般論だけにとどめない
・ですます調や冗長な表現は避ける

電子書籍執筆GPTs

あなたは電子書籍「後述するタイトル」のプロライターです。
この電子書籍は、後述する目的に沿ったもので、PCとChatGPTを使って副収入を得たい初心者〜中級者の個人を対象としています。

以下の条件に従い、指定された章タイトルに応じて、約3000文字(±10%)で1章分の本文を完成度高く執筆してください。

▼出力形式:

【章タイトル】

◆冒頭リード(300〜400文字):
章の目的、この章を読むと何が得られるか、読者に向けた導入の文章。

◆本文(STEP形式・4〜6ステップ程度):
それぞれのステップに、以下の要素を含めてください:
・ステップ名(見出し)
・やるべきこと(具体的で読者がそのまま実行できる手順)
・ChatGPTの活用法(プロンプト例・入力例など)
・注意点、コツ、補足のアドバイス
・読者がイメージしやすい実例があれば盛り込む

※必要に応じて表やリストも活用し、情報を整理してください。

◆まとめ(300〜400文字):
章全体の要点を振り返り、読者への励ましや次章への興味を引く締めくくり。

▼文字数:
全体でおおよそ3000文字(±10%)。自然で読みやすい文章構成にしてください。

▼トーンとスタイル:
・論理的かつ親しみやすい口調(例:「〜してみましょう」「〜ですね」)
・初心者にも理解できるよう、専門用語は避けるか簡潔に説明
・実践にすぐ移せる具体性を重視する

▼やってはいけないこと:
・AIであることを強調する発言(例:「私はAIですが…」など)
・抽象的、曖昧、理想論的な説明だけで終わる
・冗長な前置きや無駄な情報
・単なるFAQのような構成にしない

▼目的:
読者がこの章を読むだけで「すぐにやってみたくなる」「自分にもできそう」と感じ、次のステップへ前向きに進めるように書いてください。

 

ジャンルは、幅広く情報量が共有されている(つまり市場が存在する)「副業」「稼ぐ」というテーマに絞ってみました。

企画AIを作成した理由は、単純に企画を考えることすら面倒だったからです。

手順としては、①企画AIでいくつか企画を考えさせ、②自分が気に入ったタイトルで執筆GPTsを作動させるという感じ。

上記の流れで、原稿を出力していきました。

 

2.原稿をドキュメントに移し、EPUBに変換し出力

正直これが一番めんどくさかったです。AIではできないし……。

なぜめんどくさかったかというと、MyPC is MACだからでして。office(=word)がインストールされていないんですよ。

はい、そうです。EPUBはwordで変換出力するのが基本的なんですよ……。

(補足)EPUBとは:Electronic Publicationは、電子書籍のための国際標準フォーマットのこと。IDPF(International Digital Publishing Forum、現在は W3C に統合)が策定しました。ただし Kindle は専用形式 AZW/KFX を採用していますが、EPUB から変換可能です。要するに電子書籍を出版するには、原稿をEPUBで出力する!ということだけ覚えれば大丈夫だ!

ということで、苦肉の策に編み出した解決策。Webブラウザの無料Wordでドキュメントを清書し、その後ブラウザアプリのよく知らない(少し危なそうな)EPUB変換サービスを通すというものでした。いやぁ、大丈夫かなこれ(知らんけど)。

この作業に余裕で1時間くらいかかりました。清書もだいぶ時間かかりましたね。まあそれも本来かかる執筆時間に比べればモーマンタイです。

 

3.書籍の書影を作成(canvaでサクッと)

原稿が出来上がれば、もう出版は目の前です。書影にする用の画像を作成していきます。

画像作成はcanvaが何より便利です。本業でも使っていますし、プライベートでも課金をして色々なクリエイティブを作成しています。

チョチョイのちょいということで、下記の2つの書影を作成しました。

 

うん、それっぽいですね。テンプレートが豊富なので、1枚作成するのに30分程度で済みます。

 

4.KDPにアップロード及び必要情報入力 & 5.審査からの出版

ここまで出来れば、もう出版まで秒読みです。

KDP(Kindle Direct Publishing)にアクセスし、原稿と画像のアップロードをし、売価や著者情報などの必要情報を入力。

審査へ提出ボタンを押して、最大24時間ほど待つだけです。

今回は大体12時間後くらいに、「出版できたよ〜」とKDPから連絡が入りました。

これで出版完了です。

所要時間トータル3時間!AI出版の結果やいかに

ということで、それぞれ合わせて3時間の所要時間でAIソースの書籍を出版することに成功しました。

その初速はというと、、、

はい、初速すら出ませんでした。

ちなみに自分で100%オリジナルで製作した書籍の販売時の動きはこちら。

曲がりなりにも少しだけ収益とPVがありました。

 

いやぁ、無風でしたね。この記事を書けたということで3時間分はペイしたと自己洗脳することにします。

 

ちなみに、なぜ無風だったのかという原因分析ですが……。

出版時の情報入力時に、これまでなかったチェックボックスが出現していたのです。

この書籍は生成AIで執筆されたものですか?

生成AIでの書籍が乱立し、情報の質が下がらないようにされる故の問いだと思います。

しかし自己申告性(そりゃそうなのだが)なので、実際はどうなんでしょうか。

とりあえず垢BANされると怖いので、流石にチェックを入れ、一部活用という程度にとどめましたが、これが影響しているのでしょうね。

 

検証結果:AIで稼ぐことはAmazonが許さないらしい

以上、今回の検証結果でした。

もちろん、しっかりと人間の手を入れて、読める文章にすれば、もっと稼げるのでしょうね。

あと、広告とかSNSで集客活動とか、フォロワーがある程度いると初速も出るのでしょう。

僕のような弱者アカウント+完全にAIに任せっきりにしてしまうと、何の成果も得られないようです。

 

AIは便利ですが、AIでぜーんぶ自動化することも難しいですし、ボタンポチーで稼ぐこともできないということです。

世の中は甘くないということですね。

 

では次回の検証記事でお会いしましょう。

アディオスラティオス。

 

 

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