【リライトの極意②】月間10万-30万pvへ伸ばした時の具体的な計測法

B!
こんにちは、宮地です。
起業家志望・起業家向けラーニングメディア「起業tv」というメディアを運営しています。
今回は弊メディアで行なっている記事のリライトの話です。
記事のリライトをしたけど、どんな数値を見ればいいのかわからない。
そんな方向けの記事になっています。

目次

記事の内容

・見る数値は、「順位」「平均ページ滞在時間」の2つ
・最低1ヶ月は我慢
・1ヶ月後先月との比較。そしてブラッシュアップ

リライトの極意①「順位」と「平均ページ滞在時間」を計測

前回、「起業tv」というメディアを月間10万pvから30万pvへ成長させた時のリライトのお話を書きました。

(前回の記事はこちらから:【リライトの極意】月間10万-30万pvへ伸ばした時の具体的なリライト手順

今回は、リライトをして実際どのような計測をして、どのようなフィードバックをしていったのかという話です。

 

まず、計測した数値は「順位」と「平均ページ滞在時間」です。

「順位」は言わずもがなですね。

毎日計測します。ちなみに使っていたツールはGRCです。

もう1つは「平均ページ滞在時間」です。

僕たちのメディアの記事は基本的に用語解説を分りやすく丁寧にしていくというものです。

したがって、「平均ページ滞在時間」を評価の軸としました。

 

リライトの極意②1ヶ月の我慢

ご存知の通り、SEOは長期戦です。

リライト後は最低1ヶ月は何も触らないことをオススメします。

理由は2つあって、1つは「順位変動に最低1ヶ月くらいはかかること」、もう1つは「正しいフィードバックをすることができない」ということです。

したがって、リライトする時は一部をちょろっと修正するよりも、大きく構成や文章を変えることが良かったりします(これはケースバイケースです)。
 

とにかくリライトしたら、1ヶ月は我慢しましょう。

 

リライトの極意③1ヶ月後、数値の比較

さて、リライト1ヶ月後の数値を比較してみます。

ここでようやくリライトの検証ができるわけです。

基本的には重きを置いている数値の比較ですが、Google Analyticsは多くの指標がありますので、そちらも参考にします。

「平均ページ滞在時間」が伸びていたらユーザーにとって長く読む価値のある記事になっていると評価できますし、下がっていたらユーザーにとって不便な記事になっていると判断できます。

数値を比較し、検証することで次のリライト案を考えるのです。

 

ちなみに放置という選択肢もあります。

これはSEOの評価軸に「歴史(=時間が経つにつれ記事の評価が上がりやすくなる)」があると言われているからです。

僕たちは大幅に下がることがなければ、もう1ヶ月様子を見る選択も多くしました。

内的リソースによって判断してみてください。

 

リライトの結果を検証することはユーザー理解への王道

リライトの結果を検証することは、ユーザー理解へ一歩前進することへ繋がります。

ユーザーが満足すると思って公開した記事が評価されていなければ外したということですし、評価されていればチームのユーザー理解が正しかったと判断できるということです。

リライトはSEO担当者の宿命ですね。ぜひゴリゴリのリライトして、ユーザーにより便利なコンテンツを提供しましょう。

 

ちなみに、基本的に計測する数値はメディアの目的によって違いますし、種類によっても変わります。
もっと言えば、メディアそれぞれでとる戦略や追う数値は様々であるということです。

鮮度が高いニュースや面白系の記事を取り扱っているメディアは「平均ページ滞在時間」よりも「ページ/セッション」に重きを置くべきですし、SEOよりもSNSからどう流入させるのかが重要です。

僕たちのような用語解説を主とするメディアは「順位」や「平均ページ滞在時間」が何より重要で、SEOにこだわらなければなりません。

 

自分が関わっているメディアやブログがどんなジャンルで、何の数値を追えばいいのか一度考える必要があるでしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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