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スプレッドシートにおいて重複の値データを両方削除する方法

スプレッドシート・エクセルにおいて、重複の値を確認し、統合することはよくあると思います。

では、重複の値データを両方とも削除するにはどうすれば良いでしょうか?

考え方としては以下です。

重複データを両方とも削除する方法
①countif関数で重複数を確認($を必ず)
②フィルターで1のみ表示
③表示されたデータを別シートにコピペして完了
この説明で、「あ!なるほど、そういうことね。ありがとう!」という方は、ここまで読んでいただきありがとうございました。またどこかでお会いできることを楽しみにしてます。
では、ここから実際にどうするのかを解説していきます。

スプレッドシートにおいて重複の値データを両方削除する方法

先に紹介した重複の値データを両方削除する方法を言葉で言い換えると、

①その値が全体の範囲の中で何個あるかをカウントし

②その中で1個だけしかないもののみを抽出する

ということです。

イメージできたでしょうか。それでは具体的なやり方を見ていきます。

 

①countif関数で重複数を確認($を必ず)

サンプルの値画像

まずデータが書かれたセルがあります。

ここではわかりやすく、1個、2個、3個と表記されているセルを染色しています。

 

次に、重複カウント列の一番上に以下の関数式を入力します。

=COUNTIF($b$3:$b$14,b3)

countif関数の設定

この関数式の意味は、「b3からb14までの範囲において、b3と同じ値がいくつか数える」というものです。

ちなみに、$で範囲の値を挟んでいるのは、後々コピペした際に、範囲がずれないようにするためですので、忘れないようにしてください。

 

関数式適応後のセル

関数式を全てにコピペすれば、上記のような結果になります。見てわかる通り、それぞれの値の個数が表示されています。

 

②フィルターで1のみ表示

フィルタで1に限定する

列にフィルタを適用します。適用したら、重複アカウントが「1」のみで抽出をします。

 

③表示されたデータを別シートにコピペして完了

1のみ抽出された画像

値が「1」のみのデータを抽出すると、上画像のような結果になります。

あとは、上記データをコピーし、別シートにペーストすれば、重複のデータが両方削除されたデータの出来上がりです。

 

意外と思いつかない重複データの両方削除は逆転の発想

机の上ガジェット画像

重複を調べ、片方を間引く方法は知っていても、重複データの両方削除は意外と知らないものです。

やり方は逆転の発想、重複じゃないデータを抽出するというものです。

一回覚えてしまえば、意外と使う頻度も多いのでぜひ習得してください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。あなたのエクセル・スプシライフに幸あれ。

 

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